【Apple】3分で分かるiPhone4Sが「買い」だと言える3つの理由とおまけ。
本日(2011年10月5日)未明の日本時間午前2時に
米Appleから新型iPhoneの発表がありましたね。
ジョブズ氏の後任クック新CEOが新製品の発表を
しました。
発表前から色々な憶測が飛び交った新型iPhoneですが
おそらく多くの人が期待していた「iPhone5」ではなく
「iPhone4S」というものでした。
しかし、"4"と言っていますが、"4"と"4S"とを比べると
「見た目」は、ほぼ同じですが、「中身」は全く別物と
言ってもいいほど、機能が強化されています。
■iPhone4Sを買いだと言える3つの理由
1.プロセッサの強化
コンピュータの心臓部であるプロセッサがA4からA5に
変更になりました。これによって、
「最大2倍のパワーを発揮し、グラフィックスの速さを最大7倍」
と、これは「iPhone5」を謳ってもよいくらいの性能比です。
これは、アプリの動作を軽快にするでしょうし、強化されている
カメラ機能を存分に引き出せるということだと思います。
2.新OSのiOS5搭載
新しいハードウェアには、新しいOS搭載という従来からのApple
の基本パターンですね。最新のハードに合わせてOSを最適化して
設計しているはずですので、新しく追加された200の機能も存分に
楽しめると思います。
3.クラウドとの連携強化
もはや、クラウド化は時代の流れになっていますが、Appleが提供
するクラウドサービス「iCloud」を利用することによって、
iPhone,iPad,Mac,Windowsと情報を共有することが簡単になります。
iCloudは10月12日正式公開予定です。
「A5プロセッサ×iOS5×iCloud」で、十分に「買い」に値すると思います。
特に3G,3GSユーザはiPhone5をまたずに乗り換えてもよいかと。
■【おまけ】キャリア(携帯電話会社)選びのチェックポイント
キャリアについては、大方の予想通りソフトバンクとauが選べます。
まず、ソフトバンクについてですが、携帯電話の「黄金周波数帯」と
いう、乱暴に言えば「つながりやすい電波」である800Mhz 帯が総務省
から免許されていません。
auとdocomoは、この「黄金周波数帯」も免許されているので、つながり
やすいわけです。
その代わり、ソフトバンクはiPhoneを契約すると公衆無線LANサービスを
2年間無料で使えるというサービスを提供しています。
今後は、第2の「黄金周波数帯」と言われる「700/900Mhz帯」の取得に
動いているので、将来的には、au,docomoと遜色ない状況になるかもし
れませんが、今のところは「つながり易さ」だけでいうと少し不利かも
しれません。
JR駅構内をはじめ空港やカフェ、ファーストフード店などBBモバイル
ポイントのステッカーのあるエリアにて、無線LANによる高速インター
ネットが使えます。
一方のauですが、今のところスマートフォン戦略の出遅れで、ユーザ数
が少ないせいか、割りと通信速度は出ているようです。<参考>
スマートフォンの3G通信速度、auがドコモ抑えトップ、さらにWiMAXは
3Gを圧倒 - モバイル・トゥデイ(Mobile Today)
http://nifty.jp/pJnZ2Z
今後は、スマートフォンユーザが増えることは確実です。それに伴って
データ通信量が増えますので、混雑することが予想されます。
auの場合、データカードの通信速度は、実測値が低くでます。
私が通信速度のベンチマークを測定した時には、docomoを1とすると
イーモバイルが1、ソフトバンクが0.9、そして、auが0.3と明らかに
遅いです。他社に比べて体感的にもイライラするレベル。
auは通信帯域を制限しているようです。
スマートフォンでも帯域制限をする可能性は否定できません。
下手をすると定額制が維持できない可能性も囁かれていますから。
ちなみにauの混雑緩和の仕組みを導入完了する予定が、2015年3月末です。<参考>
ワイヤレスジャパン2011:LTEの前に「EV-DO Advanced」、KDDIが
2012年4月以降に導入 - ITmedia プロフェッショナル モバイル
http://bit.ly/n1Y30D
結局キャリアは、好みです(爆)